3月25日に宇都宮市文化会館で開催された、槇原敬之さんことマッキーのライブに参加してきました🎤
今回はその感想をまとめていきたいと思います。
ライブについて
私自身は、マッキーの有名な曲は知っているけれど詳しくはなくて、
参加が決まってから曲を聴き始めたという感じです。
大体の客層は、40代~50代の方々?家族連れの方や、大学生くらいかな?という方がちらほら。
文化会館でやるバンド?の演奏を聴くのは初めてだったので、(基本的に吹奏楽やオケ等のイメージだった)なんだか新鮮でした。
Time Traveling Tourということで、少し昔のマッキーの曲を前半に多めに持ってきた構成だったのかな?と思います。なのでこのライブで、マッキーのことをすこし知ることができたような、気がしています(おこがましいですが)
マッキーの曲と人柄
前半の曲は、おそらく20年~30年前の頃の曲が多かったんだと思います。座ってじっくりと聴く曲が多く、聴き入ってしまいました。
でも、一つ思うことがあって。多分この時この曲を書いたマッキーと、今のマッキーは、かなり大きく違うんじゃないかな、と感じました。なぜそう感じたのか、うまく言葉では言い表せないですが、2024年、目の前で歌っているマッキーと、この曲を書いたマッキーに大きな隔たりがあるように思えました。もちろん何十年前と同じ感性、考え方を変わらず持ち続ける人はいないと思いますが、昔作った自分の曲を若いねと慈しむような感じではなく、少しベクトルが違うような。まったくの勘違いかもしれませんが!その、隔てたものが、何か辛く苦しいことじゃないといいなあと、本当に余計なお世話だと思いますが、勝手に考えたりしていました。
「三人」「キミノテノヒラ」「LONESOMECOWBOY」などは、その曲を作った背景を先に説明してくれてから演奏してくれました。3曲とも、ある出来事や実際の生活で思ったことを書いた曲ということでしたが、最初のイントロの雰囲気で、その出来事についてのマッキーの捉え方、気持ちが伝わってくる気がしました。どの曲も、色んな楽器の音、色んなコード進行の底に安心感と、優しさと、まっすぐな雰囲気を感じました。それと、ピアノがどの曲も超素敵!素敵でかっこいい。
今のマッキーは、なんだかおもしろくて、でも少し厳しい先生みたいな、線の太いはっきりとした輪郭と正しさを感じました。作った曲が、演奏している曲が、聴く人を楽しませているか。そのストイックな片鱗を、ライブでは見せないようにしているけれど、伝わってくるような。
めちゃくちゃ楽しかったです。じっと曲に集中したりするときもあれば、「NO.1」、「スパイ」などの曲で盛り上がるのもめっちゃ楽しかった。
(No.1のベースが良すぎて聴いててときめきます😢)
アンコール前の一番最後の曲が、「どんなときも。」だったのですが、
「どんなときも どんなときも
僕が僕らしくあるために
好きなものは好き!と
言える気持ち 抱きしめてたい」
ライブで一通りの曲を聴いた後だからこそ、マッキーがこの歌詞をどんな気持ちでこの世に産み出して、その後数えきれないほど歌っているのか、切実に胸に迫ってくる感じがして、心にしみました。
とっても楽しくて、素敵なライブでした☻大好きな曲がまた増えて、うれしいばかり✌